人並外れた負けず嫌い、ビル・ゲイツ (vol.1) 6/3/2023
負けず嫌いである、ということは自分の人生にどういう影響をもたらすのだろうか。
例えばアスリートは、皆押し並べて究極の負けず嫌いである。ライバルに負けたくない、自分よりうまい人を超えたい、との思いが自身を練習へと向かわせ、成長への起爆剤となる。
ただ、極端な負けず嫌いであるということはそれと同時に、プライドがとても高いことを意味する。
謙虚でなく、中途半端にプライドが高いと、人には嫌われてしまう。
ただ、自分の考えだと、極端に負けず嫌いな人は、何かを成し遂げる可能性が高い。
どうしても勝ちたいと思うから、自分にとってとても苦しいことも耐えれるからだ。
ここで、究極に負けず嫌なビリオネア、ビルゲイツを紹介しよう。
彼が小学生だったころ、その性格は顕著に表れた。
元来天才だった彼は、数学の授業はもちろん、あらゆる授業でクラスでトップの成績をとり続けた。
原稿2枚分のオリジナル物語を作れとの宿題が出たら、20枚分作ったし、
自分の興味ある内容を教科書などで軽く調べてノートにまとめるという課題では、わき目も降らず集中して文献を読み漁って、論文に当たるくらいの質と量にまで作り上げた。
どんなことにおいても一番であることに固執し、二番手に甘んじることがどうしても許せなかった。
この競争好きの性格は、大学に入っても顕著に表れる。
彼はハーバード大学で、ポーカーに熱中した。数学に強い彼はポーカーもかなり強かった。(あまりに競争好きで勝ちたがりの彼は勝ち続けるまでプレーし、自分を信じすぎる彼は結局最後、大損をこくことも多々あった。)
同じ寮の人々と20時間ぶっ続けでやったこともあった。
彼の大学生活は、会社のためにコードを図書館で書き続けるか、ポーカーをしているかだった。
このように極端な負けず嫌いで、異常なほどの競争好きの彼の性格は、あらゆる競争において勝つための努力を怠らず、強靭なメンタルで仕事をやり遂げる能力を育てたのだ。
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