場所を見極めてから死ぬ気で掘れ 07/18/2023
目標を達成するために必要なこととして、他のライバル達がやっていそうでやっていないことがある。
そして、この考えは飽き性の僕にとって必要不可欠な考え方でもある。
「場所を見極めてから死ぬ気で掘れ」
我々には皆叶えたい目標がある。事業で成功すること、プロサッカー選手になること、きれいなお嫁さんをもらうこと、など十人十色である。
だが、大抵そのゴールへの道のりには多数のライバルがいる。
事業を成功させるには、市場で競合他社に勝たなくてはならない。
プロサッカー選手になる人はほんの一握りだ。
美人と結婚するのだって、その人が魅力的であればあるほど、あなたと同様に好きになる人が多い。必死にアピールして、彼らではなく自分を選んでもらうのだ。
このレースに勝つためのコツが、まず場所を見極めることだ。
鉱山を堀りすすめ金を見つけるには、①的確な場所を選び、②力で掘り進める必要がある。
この点、多くの人は①を過小評価する。あやふやな戦略で掘り進めるのだ。
この場合、他ライバルよりどれだけ力を込めて掘り進めても、金にたどり着くことはできない。
あるいは途中で、「本当にこの場所であっているのだろうか?」と疑心暗鬼になり掘るのをやめてしまうかもしれない。
つあり、まず掘るべき場所を的確に見つけることは、ジャンプする前に一度しゃがみ込むのと同じくらい必要不可欠なことなのだ。
まず徹底的に調査する。焦ってこれ見よがしに掘り進めているライバルをよそに、村人に聞きこんだり、資料を読み込んだり、場所を絞り込む方にまずエネルギーを費やす。
掘るべき場所が見極められたら、後は一心不乱に掘り進めるだけだ。
個々を掘り進めば金があると確信しているなら、途中で迷う必要もなくなる。
この最短経路を見つける準備を怠らないことがライバルに勝つ方法だ。
前にも書いた通り、「準備の天才」になるのだ。
飽き性な僕は、物事に取り組んでいる最中に「これは意味があるのか?」「ほかのことに時間を充てるべきなのでは?」と不安になってしまう。
このような人間に対して、この考えはとても大切であろう。
(引用元:「人生の勝算」前田裕二 著)
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